2024-12-22

システムを支えるインフラエンジニア

インフラエンジニアは、企業のネットワークやデータベース、システムなどの円滑な稼働を支える職種です。また、コンピューターの導入をする際、企画書や設計書を提出するポジションでもあります。
インフラエンジニアは、社内の人たちが快適に通信機器を使用できるよう、陰ながらサポートする立場とも言えます。トラブルが起きなければ忙しいことのない仕事のように思う人もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。

インフラエンジニアは、日々の業務の中で、いかに障害の強いシステムを構築するかを考える必要があります。また、急な不具合にも迅速に対応しなければならないので、深夜勤務になる場合もあります。
日々の業務の成果が見えづらいので、「自分の作業や選択が間違っていないか?」ということに対する判断がつきにくく、責任重大なポジションと言えます。

トラブルがあった際、解決策が見つからないと非難される可能性もあります。システム構築が上手くいかず、情報漏洩が起きてしまうと、大問題に発展してしまいます。
そのため、インフラエンジニアには、緊急事態のときに冷静に対処できるスキルが求められます。

このようにインフラエンジニアは大変な仕事ですが、もちろんやりがいもあります。
いかに通信障害に強いプログラムを組めるかという専門性の高い職種なので、IT関係の中では給与は高水準であり、仕事内容に見合った給料がもらえます。
快適で安定しているシステムを構築して、日々のメンテナンスをしっかり行っていれば、急なトラブルが発生しても焦らず対応できます。インフラエンジニアには、縁の下の力持ちのような存在として、常に責任感を持ちながら業務に取り組める人が向いているでしょう。